【開講】国産紫根と天草椿油で作る冬のケアクリーム

近所の川沿いの河津桜が咲き始めました。
河津桜は匂いはないそうですが、枝などで桜染めをするとほかの桜よりもきれいなピンクに染められると聞いたので(真意は不明ですが)機会があったらしてみたいと思います。




国産紫根 天草 ハンドメイドコスメ 化粧品を作る 神奈川県



2024年新年企画として募集した【国産紫根と天草椿油で作る冬のケアクリーム】オンライン講座を開講しました。
今回の講座は「国産」が良いかどうかではなくて・・・。
きっかけがあり私が出会った国産品をこの地域で生産されてますよーと知ってもらえたらとの思いから立ち上げた講座です。


日本の野生のニホンムラサキは絶滅危惧種に指定されているので、今回は宮城県蔵王町でガラスハウス内で用土を厳選して筒栽培されたもになります。


紫根は手作り石けんではアルカリとの反応で色が変化するのでハーブソープの中では人気の1つですが、昔は染色のために栽培されていた時期もあったそうです。
現在では化粧品、医薬品、医薬部外品などにも利用されていますね。

日本薬局方には「漢方薬」で、化粧品では「ムラサキの根エキス」・医薬部外品では「シコンエキス
*それぞれ品質の規格がことなります。


昨年から植物成分の生合成を学んできましたが、紫根の有効成分である「シコニン」は個人的に興味深くてあと少しで生合成経路が分かりそうなところまできたそうです。




椿は日本の固有種。
国産の椿油で有名なのは伊豆諸島と天草など五島列島ですね。

椿オイル (2)
ツバキイメージ写真


カメリアオイルと椿油の違いを聞かれることがありますが、
カメリアオイルはツバキ属植物の種子から得たオイルのことを指します。
なので、茶油や椿油もカメリアオイルに含まれます。

日本薬局方化粧品に使われる椿油の規格は「ツバキ科植物ヤブツバキ」になります。



ご受講頂いた方限定のYouTubeは3月末ごろまでUPしていますので、是非作成して使い心地と共に香りもお楽しみください。
ご受講頂いた皆様ありがとうございました。