介護のアロマとハーブ~手浴と足浴・清拭


厚木教室対面講座は家族のケガが回復するまでお休みを頂いております。
オンライン講座は5月GW明けから再開をします。




3月に父がケガをして「入院→手術→退院」
只今車いすで生活をしているため、生活の中で介護・介助が必要です。
主に母が父のケアをしていますが、私がケアする際には精油やハーブをケアに使用しているのでブログに書いておこうと思います。



まずは清拭。
簡単に言うと「身体を拭いて清潔にすること
情緒の安定など精神面にも作用するそうです。


今日は乾燥されたドライハーブの桃の葉ラベンダーを使用。
桃の葉エキスは化粧品などでもよく見かけますね。
タンニンやフラボノイドなどの成分を含み肌荒れや湿疹・抗菌・抗炎症などが期待されている作用。
ラベンダーも穏やかな作用で香りがあるので、アロマテラピーにも。


介護アロマテラピー 介護ハーブ 介護精油 足浴 手浴


個人的な使い方としては・・・。
片付けが楽なようにお茶パックにハーブを入れて熱湯を注ぎ成分を抽出。
このままだと熱い・濃度が高いので、お湯を加えて温度を下げて薄めた浸剤にタオルを浸して清拭に使用。


そして、今日は足浴もしたのでこのハーブ入りお茶パックは再利用。


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ちょっとお湯の量が少なかったのですが・・・。
清拭と同じように最初に熱湯を注ぎ成分を抽出してお湯を入れて適温にして足浴へ。
熱湯を使う場合は必ず、ヤケド防止のため足を入れる前にしっかりとかき混ぜて温度の確認をして下さい。


下記手浴では精油を使用していますが、足浴にハーブを使用した理由として・・・。
足首の手術痕周りの肌のバリアがまだ弱い→
精油は水に溶けない→
お湯に浮いた原液が肌につき刺激になる可能性があるため。

普段は刺激にならないことも介護や介助が必要な方には刺激になる場合もあるので、回復期はなるべく穏やかなものをセレクトするのも大事かと。


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手浴は頸椎の影響で手全体が冷たいので、血行を促せるように簡単炭酸水。
重曹とクエン酸をそれぞれお湯の中に加え、午前中だったのでローズマリー・シネオール精油を1滴。
介護や介助が必要なときは普段より時間に余裕がなくなるので、発泡時間は少ないですがバスボムにせずにそのまま投入して発泡させてます。
こちらもお湯が少なかった(-_-;)反省。


手浴の使用精油は
午前か?午後か?
天気や湿度。
手浴をする本人が心地よく感じるのか?・・・等によって、その時々変化します。
既往症に禁忌がないか?の確認も大事ですね。

また香りがハーブよりもより広がるので、室内芳香にも。
香りがたくさんになると嗅覚が疲労してしまうので、この様な日はアロマデュフューザーは使用しないことが多いです。



今日は私が1日休みだったためアロマやハーブを使用して上記ケアしましたが、毎日ここまで時間を割いてケアするのはなかなか難しいです。
あくまでもスペシャルデー。
その見返りに手と足はモデルになってもらいました笑



2015年に亡くなった祖母も生前母が7~8年介護していましたが、それを見てときどき手伝って同じ重さではないながらも大変さを実感しました。
その時の経験が今役に立っていることもあれば、祖母の時とは全く異なること(体重とか・・・)もあり。
手探りなこともありますが、いつかまたこの経験が活かせたらいいなと思います。


ご心配を頂いている方。
本当にありがとうございます。


肌の状態や体質・既往症によって使用している精油やハーブが合わない場合もあるので、精油やハーブを使用する際には自己責任にて行ってください。




対面講座では、神奈川県厚木市を始め、海老名市・座間市・大和市・相模原市・秦野市・横浜市・小田原市・茅ヶ崎市・藤沢市・鎌倉市・横須賀市や東京都 町田市・八王子市・小平市・23区・静岡県・埼玉県・千葉県などにお住いの方もご来店頂いております。

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