先日のブログに書いた蒸留器。
早速 柑橘系の蒸留をしました。
下記データーはあくまでも、1つの実験データとして記載しておきます。
柑橘の種類や環境・蒸留器によって、抽出量などは変化すると思います。
柑橘系果皮-水蒸気蒸留
原料植物は「八朔」か「甘夏」か掛け合わせ・・・。
というあいまいな柑橘。
頂いたものですが、ご本人も正しい品種が分からず。
JAで確認しても分からなかったそうです。
*原料が分からない場合はどういう成分が抽出されるのか分からないのでご注意下さい。
実験データー
・果皮 110g
・水 950g
沸騰後 60分水蒸気蒸留(別途沸騰まで20-25分程度)
抽出量 精油 約0.9ml / 芳香蒸留水 約100ml
工程
果皮を薄く切って使用。
(前日 食べたときに出た果皮は凍らせておきました)
ミキサーで細かくして、水ともに水蒸気蒸留器へ。
蒸留後に抽出された精油(真ん中の少し白濁した部分)と芳香蒸留水。
香りは柑橘系の爽やかな中に遠くに甘さを感じる香り。
抽出された時から劣化が始まるので、抽出後は早めに保存瓶に。
今回は柑橘系から得られたものなので、冷蔵庫で保管しています。
柑橘系精油の多くはリモネンが主成分ですが、含有するほかの成分によりレモン・オレンジ・グレープフルーツなど香りの特徴を捉え香りの違いを感じます。
ちなみに。
心理的にレモンとオレンジはどちらかというと正反対。
日本人にとって身近に感じる柑橘系の香り。
年末にはいつも柚子もたくさんいただくので、早速今年の12月が楽しみです。
ハーブ蒸留体験
蒸留についてインスタグラムなどにポストをした際に、「蒸留したいです」とのメッセージをいくつか生徒様から頂きました。
直ぐにではありませんが、下記2つの講座をいずれ出来ればと思います。
① アロマ&ハーブ講座 蒸留体験
② ①で抽出した芳香蒸留水を使用した石けん講座
ほかに立ち上げる講座の準備がありますので、4-5月ごろを目途に開講できたらと思います。
対面講座では、神奈川県厚木市を始め、海老名市・座間市・大和市・相模原市・秦野市・横浜市・小田原市・茅ヶ崎市・藤沢市・鎌倉市・横須賀市や東京都 町田市・八王子市・小平市・23区・静岡県・埼玉県・千葉県などにお住いの方もご来店頂いております。
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