ジメジメした日が続きますね。
そろそろ太陽が恋しいです。
手作り石けんに欠かせない苛性ソーダ
手作り石けんを作成する際に使用する「苛性ソーダ」。
の正式名称は【水酸化ナトリウム】・化学式は【NaOH】になります。
強アルカリ性の化学品のため「毒物及び劇物取締法」で【劇物】に指定され、購入の際には印鑑と身分証明書が必要になります。
手軽に買えるものではありません。
なので、処分などにも様々な法律が関わります。
ときどき
「苛性ソーダをどう処分したらよいですか?」
「苛性ソーダを引き取って使ってもらえませんか?」
とお問い合わせを頂くことがあるので、簡単にわかる範囲でブログにまとめたいと思います。
苛性ソーダの処分
余って使わなくなってしまった苛性ソーダの処分は、お住まいの自治体(産業廃棄物の取り扱い)にお問い合わせ下さい。
自治体によって対応が異なります。
苛性ソーダを引き取ってくれる産業廃棄物処理業者に処分をお願いしなければならない場合もあります。
以前 産業廃棄物処理業者に処分を依頼した方は、1~2万円ほどかかったそうです。
(自治体・業者・所有している量によっても異なると思います。)
尚、処分に手間がかかるからと
余った苛性ソーダを、そのまま燃えるゴミに捨てることは絶対にやめて下さい。
大変危険です!!
また苛性ソーダを水に溶かして排水溝に流す場合には、水質汚濁防止法で定められたpHにしなければなりません。
強アルカリの苛性ソーダを定められたpHまで水で薄めるのは、想像以上に大変で危険も伴うので私はお勧めしていません。
万が一 アルカリが高い場合には配管などを傷める原因にもなります。
苛性ソーダの譲渡
上段でも触れましたが、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)は「劇物」に指定されているため、定められた許可を持っていない場合、販売・譲渡は禁止されています。
その為、例え購入したばかりであっても他人へ譲渡することは禁止されています。
当教室でも引き取り使用することは出来ません。
苛性ソーダを購入する際には、全て石けん作りに使い切るつもりで購入することをお勧めします。
対面講座では、神奈川県厚木市を始め、海老名市・座間市・大和市・相模原市・秦野市・横浜市・小田原市・茅ヶ崎市・藤沢市・鎌倉市・横須賀市や東京都 町田市・八王子市・小平市・23区・静岡県・埼玉県・千葉県などにお住いの方もご来店頂いております。