旧ブログからの移転記事になります。
教室内には、手作り石けんの見本を40個くらい飾っていますが、中にはどんな模様だったのか?退色で分からなくなってしまっているものもあります。
そんな状態でも置いているのは、退色のことを説明できるように。
クレイやアースピグメントなどの鉱物系で色付けしたものは退色しにくいですが、植物系で色付けした石けんは退色しやすくなります。
ペパーミントハーブが入ったサマーソープの退色<比較>
昨年作成した、ペパーミント入りのサマーソープ。
<写真上>石けんは自宅でラップに包み、タッパーに入れ冷凍保存していたもの
<写真下>透明な袋に入れサロンのディスプレイ棚に飾っていたもの。
上記でも記載しましたが、時間の経過とともに退色していきます。
そして光はそれをさらに早めるため、サロンのディスプレイ棚に飾っていたものは、そんじゃないものに比べ色が色が褪せてしまっています。
退色しやすいものとして、レッドパームオイルを使用したオレンジ色の石けんや月桃などを浸出させたグリーン色の石けん・ターメリックパウダーやヨモギパウダーなど植物系で色付けした石けんなど。
作成直後と熟成後。
たった1ヶ月でも白に近い色まで退色する場合もあるので(使用基材・量により)、熟成~保存の間は出来る限り光を遮ることが重要です。
もちろん。石けんになる前のレッドパームオイルやハーブなど基材そのものも、出来るだけ光を遮って保存して下さいね。
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