ローズヒップのW抽出オイルのハンドメイドソープ

旧ブログからの移転記事になります。

掘りたてのタケノコをたくさん頂き、夕食はご飯とタケノコでお腹いっぱいに。
旬のものは美味しいですね。

今日のブログは、先日作成したローズヒップ石鹸について。

ローズヒップ

ローズヒップと言えば、ビタミンCを多く含むことから美容にも役立つハーブと言われ、熱でも壊れにくいので、ハーブティーにしてもビタミンCを摂取することが出来ます。
また販売されている商品では、相乗作用と飲みやすさからハイブスカスとブレンドされていることが多いです。

私は夜のハーブティーで、ローズヒップと少しのハイビスカスをブレンドし、そこにクコの実とローズバッズ・ピンクを入れて飲んでいます。
ここにハチミツを小さじ1程度入れても美味しい♪

ちなみに。上記の写真は(右)ローズヒップ/(左)ローズヒップを小さくしたものになります。

ローズヒップのLLi抽出オイルと浸出油を作成

さて、石けん作りの話題に。

ローズヒップオイルを使っても良いのですが、コールドプロセスソープの熟成期間を考えると酸化の早さが気になるなぁ~と思い、今回は最近ハマっているLLi抽出と浸出油のW抽出オイルを使用してみました♪

LLI抽出オイル(写真左)
ローズヒップパウダーを無水エタノールに1週間浸け込み→濾過したチンキをオリーブオイルと混ぜ→精製水を加え→専用の濾紙で濾過。
抽出オイルは透明感のあるオレンジ色。

浸出油(写真右)
蓋のついたガラス瓶にローズヒップパウダーとオリーブオイルを混ぜ、直射日光の当たらない場所に置き、
1日1回20~30回振って、一週間ほど浸け込みました。
抽出オイルはオリーブオイルより黄みが強い色に。

抽出したオイルの色が少し違うので、抽出された成分が少し違うのかもしれません。
精製水・消毒用/無水エタノール・植物油など使用する基材によって、植物から抽出される成分も異なるので、もし抽出したい成分が決まっている場合は、その成分が溶けやすい基材を選ぶことが大切です。

ちなみに、苛性ソーダや苛性カリを使う石けんの場合は「強アルカリ」で変化する場合もあるので、抽出した成分がそのまま残るのか?はその成分によっても異なります。

今回は必要量が得られたのでピュアオリーブオイルは注ぎ足さず、材料はシンプルにこの2つの抽出オイルにココナッツオイルとホワイトパームオイルを。

とっても美味しそうなオレンジジュースに見える上記の写真は、苛性ソーダ水と植物油を混ぜたところ。
このままの色で石けんが完成すると可愛いのですが・・・
残念ながら作成している間に色は徐々に薄い黄色に。(一番上の写真)
黄色やオレンジは退色しやすいので、熟成の間にさらに薄くなってしまいます。

レッドパームオイルやターメリックパウダー・クロロフィルのグリーン系の石けんも退色が早いので、
先日のブログでも記事にしましたが、このような石けんを作成したときは熟成~保管まで出来るだけ光を遮ることが大切です。

トレースが出たあとに香りづけにフランキンセンス精油・ゼラニウム精油・ベルガモット精油を加え、冬のお疲れ肌に潤いを与えられるようスーパーファットにはアルガンオイルを♪
熟成中にもローズヒップパウダーに残った成分が徐々に浸透するように、濾したあとのパウダーも少し石鹸生地に混ぜて型入れしました♪

紫外線の強くなる5月が解禁。石けんを作成するたび、1ヵ月後が楽しみです。

1DAY講座の4月と5月のハーバルソープは、人気のカレンデュラを使用した石けん作りになりますので、ご興味のある方は、講座情報をご確認下さい。
~お知らせ~
4月17日(火)生活の木 原宿表参道校で予定していた「デザインを楽しむアートソープ作り」開講が決定しました。

最後まで、読んで頂きありがとうございました。
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