手作り石けん〜塩析でキッチンソープ作り♩その1

旧ブログからの移転記事になります

今日は暑くなりましたね。
明日も夏日になる予報!!
衣替えがまだなので、明日着る物をどーするか?困ってます(笑)

酸化した古い手作り石けんは残っていませんか?

サロンにディスプレイしている手作り石鹸の古くなり過ぎた(肌には使えそうにない)一部を塩析して、
キッチンソープに作り変えました。

塩析をする場合はさまざまですが、主に

  • 手作りした石けんが酸化してしまった
  • 廃油から、香りやニオイを除いて石けんを作りたいとき
  • ニートソープを作りたい

が多いのではないでしょうか?

手作り石鹸が酸化してしまった

手作り石鹸は苛性ソーダ量をディスカウントして作成する場合が多いので、石けんの中に鹸化しなかったオイルが残っています。
そのため長期間保存をしておくと、残ったオイルが酸化して酸化臭が発生している!!なんてことも。

特に、酸化の早いオイルを使った場合は、長期間ではなくても早い段階で酸化臭が発生することもあります。
どんなにお肌に良いオイルを使って作った石けんも・・・
酸化していまったらお肌に使うのは悪影響。
でも捨ててしまうのももったいないですよね。

こんなとき酸化してしまった石けんを塩析して、キッチンソープなどに作り直すことをおススメしています。

廃油から石けん作り

廃油石けんを作ったものの・・・
作成した石けんが「揚げ物に使った具材の臭いがする」という事もあります。
匂いなどを取り除きたいときは、出来た石鹸を塩析してニートソープにすると香りも薄くなります。

最初から塩析をするつもりならば、ホットプロセス製法で廃油石けんを作成し、そのまま塩析してもいいですね。

塩析1回目~約2時間

アイキャッチの画像は1回目の塩析の様子になります。
(塩析開始時の写真がグロテスクだったので・・・開始1時間後くらい)
お湯で作成した飽和食塩水で(冷水とお湯だと飽和食塩水に使用する塩の量が違います)、細かくスライスした酸化した石けんを鍋で煮ながら、お湯が少なくなったらお湯又は飽和食塩水を注ぎ足しながら、煮ること2時間。
塩析中は揚げ玉が浮いているような感じになります。




飽和食塩水は茶色になり特有の匂いも・・・。
鍋には石けん色付けに使用していた、色材が解け残っていました。

塩析後は氷水に浸けて、ふわふわ揚げ玉のように浮いていた石鹸を洗います。
3度ほど洗うと、薄いベージュ色のニートソープに。

時間が無かったので1回目はこのまま固め・・・2回目の塩析に続きます。

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